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「合格ラン」ふたたび
昨年はついに花が咲かなかった。
うちにはもう受験生もいないし、ランも役目を終えたのだろうと、リビングの定位置からベランダの隅に追いやっていた、わが家の「合格ラン」。その後は、庭の隅っこの「死者の土エリア」に移動される運命だった。

真夏の太陽が当たり、葉先が黄色く灼けてもほったらかし。でも木枯らし一号が吹いた夜、何だか可哀想になってリビングの定位置(出窓)に戻してあげた。

このところ外は急に冷えてきたのに、ランの蕾がどんどん膨らみだした。
瀕死の「合格ラン」が復活! すごい生命力! 
b_欄1

用務員採用試験を受けるために作文指導を受けに来たS君から、「おかげさまで一次通過しました」とメールが届いたのは、昨年のクリスマス。二次審査は「人生初の面接」というので、年が明けてうちで練習することにした。

ハローワークでキャリアサポートをしている友人のことを思い出し、S君の面接指導をお願いしたら、快く引き受けてくれた。
スカイプを使った1回目の模擬面接では、Sはとても緊張しているようで、質問の返答をきちんとまとめることができなかった。しろどもどろに答える彼に、友人は説得力のある的確なアドバイスをしてくれた。
数日後、Sは二度目の模擬面接を受けるため、またわが家にやってきた。友人のアドバイスに従い、髪を短く切っていた。一生懸命自分のことばで伝えようとする姿がほほえましかった。模擬面接のあとうちで晩ごはんを食べて、11時までおしゃべりして帰った。

今朝Sからメール、「いよいよ今日です。とりあえず無事に着きたいと思います。がんばります」と書かれていた。
開花し始めた「合格ラン」を見ていると、だいじょうぶという気がしてくる。
受かりますように!
何だか息子がもうひとりできたみたいな気分・・・。
【2016/01/21 】 呼吸するもの | comments(0) | page top↑
S君の作文
S君から、Y市の用務員採用試験に提出する作文を見てほしいと連絡があった。
テーマは「失敗した経験と、それをどのように乗り越えたか」、文字数は600字。Sからの初メールに、「喜んで」と返信した。

1週間後、Sは苦労の跡がうかがえる下書きを持ってわたしの前に現れた。5年ぶりくらいに会う彼は、背も伸びて、黒縁のメガネをかけ、うっすら髭を生やしていた。はにかんだ笑顔は変わらないけど、もう21歳だものね。




Sは息子2の同級生で、小・中学校が一緒、2人はとても仲良しだった。
Sは中2の頃からあまり学校に行かなくなり、息子とも距離を置くようになった。中学の卒業式に彼の姿はなかった。
ごくごくたまに2人は会っていたようだけど、息子2は山口に行ってしまったし、頻繁に連絡を取り合っている様子でもない。

Sが作文に書いた「失敗談」は、アルバイトをしている絵画教室での子どもたちへの対応についてだった。一般的な常識で子どもの興味を削いでしまったことへの反省と教訓。

最初に見せられた作文は、まったくまとまっていなかった。
話を聞き、彼の言いたいことと文章の流れを整理して、再考を促した。
3日後、「できました!」とSからメール。書き直した作文を持って、夜8時にSがやってきた。全体的にとてもよくなっていた。細かいところをSとわたしと息子1で推敲。一語一句じっくり考えるSは、わが家で3時間、夕食も取らずウンウンうなりながら作文を完成させた。



Sは不登校になったことを「失敗」とはとらえていなかった。
わたしも自分なら何を書くだろうかと「失敗経験」を振り返ってみたが、S同様「あまり思いつかない」。
「失敗」という意識は、はっきりと結果が出る短期的な事柄にかんして生じるものなのだろう。
たとえば電車に乗り遅れてA社の採用試験に間に合わなかったのは失敗だけど、試験を受けられなかったことでA社に入社ことができなかったことは、必ずしも失敗につながらない。A社に入らくてよかった、ということも起こり得るから。
簡単に失敗と結論づけられるものは、人生においては「取るに足らないこと」、「学習したら忘れてしまうもの」。



一次選考の合否は12月に出るそうだ。
「やれることはやった」と言い切ったS君。ダメでもそれは失敗ではなく、縁がなかっただけのこと。
まっすぐ未来を見つめ、模索しながらも自分の速度で生きていこうとしているS君にエールを送りたい。
彼の存在が、わたしの新たな励みになっている。
【2015/11/22 】 呼吸するもの | comments(0) | page top↑
奥田愛基さん
安保法制反対で若者の指揮を取っていたSEALDsの奥田愛基さん。
法案成立後に緊急入院などのデマもあり、ちょっと心配していましたが、
今日のFBを見て安心。
希望のあることば、引用されているRudyard Kiplingの詩に感動しました。
以下奥田さんのFBより。

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安保法案が通った。
朝まで声をあげて、二日ぐらい泥のように眠った。

全く後悔してないし、悲壮感もない。
やれる事をやれる限りやるだけだ。

これは別れの挨拶ではないし、はじまりの挨拶でもない。
なぜならもう始まってるし、それは決して終わることはない。

何度も何度も歴史の中で、繰りかえされてきた事の一部でしかない。
時代はそう簡単に変わらないが、10年前と今の時代が全く同じだという人はいない。

人はいつか死ぬ。
安倍首相よりも俺の方が長く生きるが。
俺の息子、娘、その孫よりも、俺が長生きすることは無い。

時代は変わる。

未だ、未来は俺らの手の中。
掴んだその手を離すな。
決して離すな。

民主主義は止まらない。
それを望む人たちがいる限り。

絶望するヒマなどない。
敗北主義など必要ない。

俺は、現実を変えたい。
この現状を変えたい。

俺は負けて良しとしない。
確実に勝ちに行くのだ。

これはポーズではない。

‪#‎本当に止める‬ 

・・・・・・・・・・・・・

WAR IS OVER!!
IF YOU WANT IT!!

あなたがそう望むなら。
あなたがそう望むならね。

これはあなたの国の話。
これは他ならぬ、あなたの生きる世界の事なんだ。

あなた、たった1人が変えるんだ。

雨の中ずぶ濡れで、たった1人で来た学者や俳優と何も変わらない。
偉大な哲学者や、ミュージシャンと何も変わらない。

いつだって、その、たった1人から始まった。
いつだってそのたった1人が変えて行った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

If you can keep your head when all about you
Are losing theirs and blaming it on you;
If you can trust yourself when all men doubt you,
But make allowance for their doubting too;
If you can wait and not be tired by waiting,
Or being lied about, don't deal in lies,
Or being hated, don't give way to hating,
And yet don't look too good, nor talk too wise:

もし君が、みんなに非難され、冷静さを失いそうなときにも、冷静でいられることができるなら、
もし君が、すべての人から疑われれも、自分を信じて、疑った人たちを許すことができるなら、
もし君が、待つことができ、飽きずに待てるなら、
また、嘘をつかれても、嘘とかかわらなければ、
また、人に憎まれても、人を憎まなければ、
そして、あまり気取らず、知ったかぶりをしなければ、

If you can dream -- and not make dreams your master;
If you can think -- and not make thoughts your aim;
If you can meet with Triumph and Disaster
And treat those two imposters just the same;
If you can bear to hear the truth you've spoken
Twisted by knaves to make a trap for fools,
Or watch the things you gave your life to, broken,
And stoop and build 'em up with worn-out tools;

もし君が、夢を見ることができ、その夢から自由でいられれば、
もし君が、自分で考えることができ、考えることが目的とならなければ、
もし君が、栄光と惨劇に出会い、その2つの虚像を同じように扱えるのなら、
もし君が話した真実を、悪者が愚か者をわなにかけるために、ねじ曲げて語るのを聞くことに我慢できれば、
また、君が、人生を賭けて作りあげてきたものが破壊される事態に直面し、
そして、身をかがめて、それらを使い古した道具で作り直すことができるなら、

If you can make one heap of all your winnings
And risk it on one turn of pitch-and-toss,
And lose, and start again at your beginnings
And never breathe a word about your loss;
If you can force your heart and nerve and sinew
To serve your turn long after they are gone,
And so hold on when there is nothing in you
Except the Will which says to them: "Hold on!"

もし君が、膨大な勝利の結晶をたった一回のコイン・トスの結果と引き換えるリスクを負えるなら、
そして、それに負け、一言も不満を漏らさず、最初からやり直すことができるなら、
もし君が、集中力と体力がなくなってしまった後も、気力を振り絞ることができるなら、
そして、そのことに「頑張って!」と言っている意志しか残っていない君が、頑張ることができるなら、

If you can talk with crowds and keep your virtue,
Or walk with kings -- nor lose the common touch,
If neither foes nor loving friends can hurt you,
If all men count with you, but none too much;
If you can fill the unforgiving minute
With sixty seconds' worth of distance run --
Yours is the Earth and everything that's in it,
And -- which is more -- you'll be a Man, my son!

もし君が、自分の美徳を崩すことなく(自分を見失わずに)、人々と話をすることができるなら、
また、庶民の感覚を失うことなく、王様とともに道を歩むことができるなら、
もし君の敵と愛する友人のどちらもが、君のことを傷つけることがないのであれば、
もし君が、全て人が大切であり、大切にしすぎなければ、
もし君が、失敗の許されない一分間を、60秒間の長距離走のように走ることができるなら、
この世界はもう君のもの、すべてはそのなかに詰まっている
そして、君は一人の人になるのだ

「IF」by Rudyard Kipling

・・・・・・・・・・・・・

1人の人間として立ち上がる人は、あなた1人では決してない。
孤独に思考し、判断し、行動する人は、あなた1人では決してないよ。

AND YOU ARE [NOT] ALONE!!!

・・・・・・・・・・・・
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