雪国へ。
b水墨画のような2池袋から高速バスに乗る。3時間半のバス旅だ。
いつもより早起きしたので、車中でひと眠りするつもりだったけど、車窓から雪景色が見え始めたあたりから、やや興奮気味になり眠っている場合ではなくなった。白と墨色のモノトーンの世界に見入っているうち、山の稜線もはっきりしないような白一色の雪国に突入。

降車地の小出インター一帯も一面の雪。インターとはいえ、2m×3mの小屋がぽつんと立っているだけで、降りたのはわたしたち家族3人のほか高校生くらいの女の子がひとり。迎えの車に乗って彼女が立ち去ったあと、わたしたちは雪が降りしきるなか、道路に埋め込まれた消雪パイプの散水システムに感動したり、雪道に文句を言ったりしながら、30分ほど歩いて道の駅に着いた。

道の駅で地元のお土産を物色しながら暖を取り、へぎそばを食べてひと休みしたのち、宿泊地の大湯温泉へ向かう。ここからはタクシーで。雪国のさらに奥へ。bホテルから
ずんずんと雪の中を進む。車道の両脇に積もった雪もどんどん高くなる。
宿泊予定の友家ホテルは、通りから少し下がった川沿いにある。雪ためタクシーでそこまで降りることができないと若い運転手さんは申し訳なさそうに言い、車道でわたしたちを降ろした後、傘もささずに宿の近くまで道案内してくれた。

b照明1b額と百合ホテルの部屋は2間続きで22畳の広さで、こたつも用意されていた。ゆったりしたくつろぎの空間と、窓から見える白銀の世界が、一気に非日常へ誘ってくれる。

共用スペースにはジャズやポップなBGMが流れ、スタイリッシュな椅子や照明が随所に配されていた。歴代館主(現オーナーは3代目とか)の趣味なのだろう。統一されているわけではないのに、古いホテルの空間に馴染んでいる。

お風呂は4箇所。浴槽は小さめだけど、それぞれ趣向を凝らしてあじわいがある。ぼんやり温泉に浸かる至福のひととき。

休憩室には、ビリヤードに卓球台、懐かしいインベーダーゲーム機もあった。館主の蔵書がずらりと並ぶ本棚もたのしい。
温泉でもろもろのコリをほぐした後、部屋でいただいた食事も美味しくて大満足。

今回の旅は、結婚30周年記念と、新潟に住む息子1を訪ねる目的を兼ねて、夫が計画したのだった。が、息子1はインフルエンザに罹り参加を断念。家族4人での温泉旅行は半端なかたちで終わってしまったけれど、宿も交通手段も(夫にしては)ナイスチョイス。無事に30周年が迎えられたことにも感謝!
bへぎそば
b小出駅ホーム


【2017/02/20 】 旅で得たもの | comments(0) | page top↑
<<深刻になるひと。真剣になるひと。 | home | 旧暦で始める>>
comment
send comment











管理者にだけ表示を許可する

| home |