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電子のお針箱
ミシン02
わが家のミシンは、1978年ごろのもの。上京して4畳一間で一人暮らしを始めたわたしが、唯一欲しいと思った贅沢品だった。当時従姉がシルバー精工という会社に勤めていた関係で、「シルバーリードミシン」を買うことになった。今は亡き父が、「東京でヘンな遊びを覚えるよりはいい」と、その当時6〜7万円もする高価なミシンを買ってくれた。
だからそう簡単に処分はできない。
上糸と下糸の調整が上手くいかなかったり、布送りが不調で縫い目が不均一だったり、カタカタカタとかなり大きな音がするものの、壊れて使いものにならないわけではない。ガタは来ているけど、一応現役なのだ。
そんなに頻繁に使っているわけでもないけど、元は取ったと思う。

先日たまたま地域のフリーペーパーで「ミシンの点検 1,000円」という広告を見つけた。友人からは「ぜったいに新しいミシンを薦めらるから要注意」と言われたけど、電話して来てもらった。

点検さんはわがミシンを見るなり、「これは「電子のお針箱」で売り出したリッカーミシンですね」と言った。
編機を販売していたシルバー精工が、リッカーにOEM委託して造らせたミシンらしい。「経年劣化でいろいろ傷んでいるけど、リッカーはなくなっちゃったから、部品を取り寄せることができない」。だから「修理をしても、100%の状態にはできない」そうだ。
修理できないなら、オーバーホールだけしてもらおうと尋ねてみたが、外れているネジなどがあるとオーバーホールしても動きがよくなるとは限らないと、否定的。このまま使い続けるか、修理するか、新しいミシンを買うか・・決め手となるのは、ミシンで何をしたいかによる、とおっしゃる。

たしかにそこは大切なポイントだ。洋服を作りたいわけではない。カーテンを縫いたい。ポーチや手提げ袋、座布団カバーなども作りたいな。つまりわたしの希望は、直線がきれいに縫えればいい程度。
でも修理に出しても部品が揃わないので、「頑張っても80%」だって。

ミシン糸01
点検さんは完璧な修理はできないといいつつも、1000円だけもらって簡単に引き下がるわけにもいかないのだろう。カバーを開けて中のモーターやバネを見せ、劣化の具合をひとつひとつ説明し、この部品はもう手に入らないからここは直せないと予防線を張り、でも思い入れのあるミシンのようですし、できる限りのコトはやりましょう、とじわじわ攻めてくる。

修理費の見積もりは2.5万円だった。4万円くらいだせば、そこそこのコンピューターミシンが買えるはず。
でも亡き父が買ってくれたこと、壊れていないのに新しいミシンを買うことにちょっと抵抗があり、「80%の修理」に賭けることにした。
まんまと点検さんのもくろみにはまっちゃったのかなあ、という気もする。
でも頼んじゃったわけだし、この2万円(値切った)は、父への感謝の出費と思い、「電子のお針箱」の帰還を楽しみに待つことにしよう。
*写真はミシンケースに入っていた糸たち
【2016/08/12 】 生活するもの | comments(0) | page top↑
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