「合格ラン」ふたたび
昨年はついに花が咲かなかった。
うちにはもう受験生もいないし、ランも役目を終えたのだろうと、リビングの定位置からベランダの隅に追いやっていた、わが家の「合格ラン」。その後は、庭の隅っこの「死者の土エリア」に移動される運命だった。

真夏の太陽が当たり、葉先が黄色く灼けてもほったらかし。でも木枯らし一号が吹いた夜、何だか可哀想になってリビングの定位置(出窓)に戻してあげた。

このところ外は急に冷えてきたのに、ランの蕾がどんどん膨らみだした。
瀕死の「合格ラン」が復活! すごい生命力! 
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用務員採用試験を受けるために作文指導を受けに来たS君から、「おかげさまで一次通過しました」とメールが届いたのは、昨年のクリスマス。二次審査は「人生初の面接」というので、年が明けてうちで練習することにした。

ハローワークでキャリアサポートをしている友人のことを思い出し、S君の面接指導をお願いしたら、快く引き受けてくれた。
スカイプを使った1回目の模擬面接では、Sはとても緊張しているようで、質問の返答をきちんとまとめることができなかった。しろどもどろに答える彼に、友人は説得力のある的確なアドバイスをしてくれた。
数日後、Sは二度目の模擬面接を受けるため、またわが家にやってきた。友人のアドバイスに従い、髪を短く切っていた。一生懸命自分のことばで伝えようとする姿がほほえましかった。模擬面接のあとうちで晩ごはんを食べて、11時までおしゃべりして帰った。

今朝Sからメール、「いよいよ今日です。とりあえず無事に着きたいと思います。がんばります」と書かれていた。
開花し始めた「合格ラン」を見ていると、だいじょうぶという気がしてくる。
受かりますように!
何だか息子がもうひとりできたみたいな気分・・・。
【2016/01/21 】 呼吸するもの | comments(0) | page top↑
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