深刻になるひと。真剣になるひと。
b合格蘭01
「深刻に考える人はまともな人間として扱われない」「なぜなら深刻になるというのは、自分のことしか見ていないから」「本来は真剣に考えるべきである」
という文章を読んで、「深刻に考える人」である息子1は、なるべく職場では深刻にならないようにしているという。そしてその反動で、私生活は深刻になってしまうのだそうだ。

たしかに、両者は見ている世界が違う。
深刻になるタイプは、ネガティブなことに敏感で、傍目には悩む必要のないと思えることをあれこれ考える。自分の世界を守ろうとする。
真剣になるタイプは、エネルギッシュで前向き思考、他人にも社会にも積極的にかかわろうとする。叩かれても自分を鼓舞して起き上がろうとする。
でも、深刻になるのも真剣になるのも、ある意味、若いってことだと思う。どちらのタイプも一生懸命生きようとしていることにかわりない。両者の違いは、物事の受け止め方や思考のクセにあるんじゃないかな。

現象は、いま起こっている事象をどういう視点で捉えるかによって、変わる。
楽しいことも辛いことも、嬉しいことも悲しいことも、言ってしまえば表裏一体。深刻でも真剣でも、目の前にある世界は同じ。
ものごとの見方や意識を変えることで、現実も、未来も過去も変容する。

わたしはといえば、あまり深く考えずにまずやってみるタイプ。問題が発生して初めて深刻に考える。そして迷走しながら、もがき、舵を切り直したり、妥協したりしながら、なんとか乗り越えるタイプ。年齢とともに、割りきったり、適当に流したりができるようになったのは、年増力のおかげだ。

50代半ばのオバサンは、深刻でも真剣でもなく、丁寧に小さく暮らしたいと思っている。

b合格蘭03

話変わって、毎年咲いている「合格ラン」が次々に咲き始めた。
受験とは無縁のわが家だけど、今年はV字に広がり、過去最高13個が開花!
いいことありますように♡
【2017/02/23 】 呼吸するもの | comments(0) | page top↑
雪国へ。
b水墨画のような2池袋から高速バスに乗る。3時間半のバス旅だ。
いつもより早起きしたので、車中でひと眠りするつもりだったけど、車窓から雪景色が見え始めたあたりから、やや興奮気味になり眠っている場合ではなくなった。白と墨色のモノトーンの世界に見入っているうち、山の稜線もはっきりしないような白一色の雪国に突入。

降車地の小出インター一帯も一面の雪。インターとはいえ、2m×3mの小屋がぽつんと立っているだけで、降りたのはわたしたち家族3人のほか高校生くらいの女の子がひとり。迎えの車に乗って彼女が立ち去ったあと、わたしたちは雪が降りしきるなか、道路に埋め込まれた消雪パイプの散水システムに感動したり、雪道に文句を言ったりしながら、30分ほど歩いて道の駅に着いた。

道の駅で地元のお土産を物色しながら暖を取り、へぎそばを食べてひと休みしたのち、宿泊地の大湯温泉へ向かう。ここからはタクシーで。雪国のさらに奥へ。bホテルから
ずんずんと雪の中を進む。車道の両脇に積もった雪もどんどん高くなる。
宿泊予定の友家ホテルは、通りから少し下がった川沿いにある。雪ためタクシーでそこまで降りることができないと若い運転手さんは申し訳なさそうに言い、車道でわたしたちを降ろした後、傘もささずに宿の近くまで道案内してくれた。

b照明1b額と百合ホテルの部屋は2間続きで22畳の広さで、こたつも用意されていた。ゆったりしたくつろぎの空間と、窓から見える白銀の世界が、一気に非日常へ誘ってくれる。

共用スペースにはジャズやポップなBGMが流れ、スタイリッシュな椅子や照明が随所に配されていた。歴代館主(現オーナーは3代目とか)の趣味なのだろう。統一されているわけではないのに、古いホテルの空間に馴染んでいる。

お風呂は4箇所。浴槽は小さめだけど、それぞれ趣向を凝らしてあじわいがある。ぼんやり温泉に浸かる至福のひととき。

休憩室には、ビリヤードに卓球台、懐かしいインベーダーゲーム機もあった。館主の蔵書がずらりと並ぶ本棚もたのしい。
温泉でもろもろのコリをほぐした後、部屋でいただいた食事も美味しくて大満足。

今回の旅は、結婚30周年記念と、新潟に住む息子1を訪ねる目的を兼ねて、夫が計画したのだった。が、息子1はインフルエンザに罹り参加を断念。家族4人での温泉旅行は半端なかたちで終わってしまったけれど、宿も交通手段も(夫にしては)ナイスチョイス。無事に30周年が迎えられたことにも感謝!
bへぎそば
b小出駅ホーム


【2017/02/20 】 旅で得たもの | comments(0) | page top↑
旧暦で始める

最近作っているのは、「考える生きもの」シリーズ。しろくま、ラッコ、ぞうに続いて今日は鳥を彫った。
ほ乳類は、ロダンの「考える人」のポーズを参考にしてみたのだけど。。。
これらのモチーフで何を作ろうかな?
レターセット、ブローチ、トートバッグあたりが目下の候補。

ポヨンと制作のスイッチが入ったのは、節分のころ。
豆まきをして福を呼び込んだ翌日、日の出を眺めながら、ようやく新しい年になったような心持ちになった。
旧暦では一年の始まりは立春からと考えられていたとか。
それを知って妙に納得。ひとが本来持っているリズムに合わせるには、旧暦に沿って暮らすのがいいのかもしれない。
そのほうが、自然(→宇宙)の摂理にも合っているんじゃないか、という気がする。

新暦ではすでに2月に入り、商業的な行事に振り回されがちだけど、今年は月を意識ながらスローペースで丁寧に生活してみたい。
【2017/02/06 】 制作するもの | comments(0) | page top↑
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