果報は寝て待て
kittoukaru「起死回生」をかけた息子1の二次試験が終わった。もう、あとは野となれ山となれ。。。

センター試験がヤバかったのに、志望校1本で勝負すると決めた彼のプレッシャーは相当大きかったはず。本人はゆらぐことなく淡々と過ごしていたけど…。わたしのほうがゆれ動いてイライラしていたら、昨夜、実技試験を終えて帰宅した息子にいわれた。「受かるときは受かる、落ちるときは落ちる。ダメでも落ち込まないでねッ! それが一番イヤだからッ!!!」

気を取り直して、花を植えることにした。
燃えないゴミの日に、引っ越しで処分したと思われる、大ぶりの素焼きの鉢とアジのあるブリキの鉢カバー(計3コ)を拾ったのだった。これらに今度こそ明るい花を植えて、春を先取りしよう。

もし落ち込んだら、息子の顔を見る前に春の花を見よう。
祈るより、「果報は寝て待て」の気分で。
【2011/02/26 】 呼吸するもの | comments(0) | page top↑
役にたたない日々
佐野洋子の『役にたたない日々』をやっと入手して、昨日から読んでいる。

2週間くらい前に新聞の広告欄で見て、タイトルと著者に惹きつけられて、インターネットでも買えるのにわざわざ本屋に行って店員に尋ねたら、すぐに「こちらでございます」と案内されたけれど売り切れていて、じゃあネットで買おうと思ってパソコンを開けてみたけど、やっぱり本屋で買おうと思い直し、昨日ふと思い出して件の本屋を覗いたら、前に尋ねたときと同じレジ脇の目立つ場所に何冊も並んでいた(だから「やっと」なのです)。

文庫本が出たのは2010年12月。その前月に佐野洋子が亡くなったので追悼本ともいえる。『役にたたない日々』には、2003年秋から08年冬(65~70歳?)までの日常が綴られている。著者の身の回りのいろいろなできごとがあれこれ微細に、そしてがんのことも淡々と。

佐野洋子の文章は好い。すかっとして潔い。真っ直ぐで軽妙。ほろ苦くてちょっと哀しい。本をたくさん出して、絵も描いて、谷川俊太郎と結婚していたこともある有名人のサノ先生でも、こんなに不安な日々を過ごしていたんだ…と想うと、親しみとせつなさが混じり合い、私にもやがて訪れる「老い」のいろいろを想像してシュンとなる。作家の憤りに共感して、溜飲が下がることも多々。

その物言いに、著者と同年代で、数年前までお世話になっていたフリーライターの大先輩Mさんのことが重なる。ゆるがない世界観を持ち、本能で突っ走ってきた一昔前の女のひとは、芯が太くてキョーレツだ。だけどモロいところもあって憎めない。

私の「役にたたない日々」にも、心が華やぐものを加えなくっちゃ!

【2011/02/16 】 読んでみたもの | comments(0) | page top↑
立春大吉! 鬼も、福も。。。
冬と春の分かれ目、節分に恵方巻を食べる習慣は関東でも定着して、恵方巻商戦は年々過熱気味だ。でもこんなに大騒ぎされると、逆に白けてしまう。スーパーに行くたび「恵方巻」の連呼で、「へそまがり」が拒否反応を起こしてしまった。ここ数年は、調理不要+縁起担ぎ+面白さに便乗し、出来合いの太巻を恵方を向いて丸かじりしていたけど、今年はヤメにした。

とはいっても縁起は担ぎたい。受験生もいるし、季節の節目でもある。そこで昨夜は、恵方巻に準じて7つの具材(マグロ、サーモン、すじ子、胡瓜、卵焼き、かんぴょう、水菜)を用意して、手巻ずしにした。子どもたちは手巻ずし初体験だったらしく、「ウマッ!」を連呼。ヨカッタ、ヨカッタ。

食事のあとはひとり豆まき。「福は内、福は内…」と小さな声で言っていたら、「鬼は追い出さないんだ…」と受験生の息子。 「そうよ~、今年から鬼も一緒に住むことにしたのよ!」 そのぶん福をいっぱい招き入れて、鬼さんを幸せ色に染めちゃおう、って作戦なのです。
排除せず共に生きる、このほうが疲れないからね。

ehoumaki立春大吉blog
【2011/02/04 】 生活するもの | comments(0) | page top↑
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