一生モノのレインブーツ
boot夏の猛暑がうそのように、駆け足で秋がやってきた。そして長雨の時期に突入。雨は嫌いじゃないけど、雨の日に外出するのはちょっと億劫。
今日は駅前まで出かける用事があり、雨脚が強かったのでバスに乗るつもりだった。が、はたと思い出した。
そうだ! こんな日のために、とっておきの長靴があったじゃん!!!

去年、大奮発してエーグルの長靴を買ったのだった。
エーグルはフランスの老舗アウトドア・ブランドで、ウエアやバッグも人気だけど、私のなかでは「エーグルといえば天然ゴムの長靴」。「長靴を買うならエーグル」と、10年くらい前から憧れていた。でも1万円以上もする長靴を、そう簡単には買えない。

それが去年、皮膚科の待合室で、エーグルの長靴をすてきに履きこなしている女性を見てひとめぼれ。帰宅してすぐにそのジップ付き長靴をしつこく検索し、地方のインターネット・ショップにたどり着いた。「在庫1足」の表示を見て、素通りするわけにはいかない! 確か1万5,000円くらいだったと思う。もはや「ゴム長」とは呼べない。「ナチュラルラバーのレインブーツ様」である。

この後、サイズ交換などのやりとりを経て、ようやく私のものになったのだけど、どうも私が履くと、件の女性のようにスタイリッシュに見えない。長靴は所詮、長靴なのだ。。。
それでも雨や雪の日の外出は格段に楽しくなった。駅までの往復バス代は340円。45回履けば、もとが取れる。「一生モノ」というには大げさだけど、エーグルの長靴はハンドメイドで履き心地、耐久性に定評があるから、おばあさんになるまで履き続けよう。
やや腰が曲がったおばあさんが、エーグルのレインブーツを履いて歩いている図を想像すると、何だかウキウキしてくる。
【2010/09/30 】 暮らしのもの | comments(0) | page top↑
惜しまれる才能
映画監督の今敏が8月25日に亡くなっていたことを、ちっとも知らなかった。
膵臓ガンで余命半年宣言を受けてから、3カ月と1週間後、まっすぐに死と向き合い、周囲を気遣い、徐々に旅立ちの準備を進めていったその胸の内を綴った日記が、web上に公開されていた。47歳、次回作の製作も進行中、これからの活躍が期待されていた人だけに、とても惜しまれる。どうして??という疑問が、1日中ぐるぐる旋回していた。

私が今敏を知ったのは、1年くらい前だったと思う。映像作品に目覚めた息子1が、今監督のアニメ作品DVDを借りてきたことがきっかけだった。最初に観たのは筒井康隆原作の『パプリカ』(06年)。奇抜な映像と音楽がコンワールドの真骨頂という感じで、ちょっとついていけなかった。次に観たのは『東京ゴッドファーザーズ』(03年)。こちらは心あたたまる作品で、私の中で今監督のイメージが一新。そして『千年女優』(02年)。過去・現在・未来が交錯するストーリー展開に、ぐいぐい引き込まれた。
作品は3本しか観ていないけど、その独特な世界観が今後どう炸裂するのか、ひそかに楽しみにしていたのだった。

人は誰でも何かしらの「使命」をもってこの世に生まれてくる。その「使命」から外れない生き方をしていれば、目に見えない力がその人の人生を後押ししてくれる、と思っていた。でも、その法則はすべての人生に当てはまるわけではないらしい。神さまはたった3カ月の準備期間を与えただけで、この世でまだまだ活躍できる才能を引き抜いてしまうこともあるのだ。
私以上に次回作を楽しみにしていた息子は、「残酷…」とつぶやいて絶句していた。
【2010/09/27 】 見えないもの | comments(0) | page top↑
日の目をみないものたち
ついつい買ってしまうもののひとつにノートがある。
旅行雑誌やガイドブックの仕事をしていたときは、旅立つ前にいつもノートとペンを新調していた。取材が上手くいくことを願って、また自分に気合いを入れるために。
もう8年くらい旅の仕事から離れているので、取材ノートは必要ないのだけど、文房具店や雑貨屋に入るとついノートを手に取っている。
そんなわけで机の引き出しにたまってしまった未使用のノートを取り出してみたら、こんなにあった(まだあるかも…)。

noto 1 : 架空の海外ブランドpencoシリーズ(横罫)/B6サイズ…レトロな表紙と横長デザインが気に入って
2 : 東京藝大美術館で買ったミニリングノート(無地)/B7…持ち歩きに便利かと思い 
3 : MUCUの糸綴じノート(無地)/B6変形…角丸、軽い、ざらっとした再生紙、が◎
4 : MDSオリジナルノート(横罫)/193×236mm…学習意欲をそそる仕様
5 : MARK's Incのノート(横罫)/165×210mm…斬新な色づかい、色罫がおしゃれ
6 : KOKUYOのス-10WIN(無地)/B5…ミシン目で切り離し、ファイリングできる。佐藤伝の著書『1日5分 頭がよくなる習慣』で紹介
7 : 実験ノート(5ミリ方眼)/A4…JAXAの生協で。何に使う?
8 : 満寿屋の原稿用紙(200字詰)/B5…ワープロ以前の時代に憧れていた
9 : KOKUYOの事務用箋(縦罫)/B5…紙の薄さと色と罫がレトロでいい感じ
10 : Miquelriusのリングノート(5ミリ方眼)/135×145mm…再生紙で罫の色も渋い、ミシン目つき。スペインの老舗文具メーカーらしい
11 : 月光荘のスケッチブック(無地)/255×121mm…中紙が4色。月光荘の点ポチブックも好き
12 : MIDORIのカンガルーノート/130×193mm…すべてのページにポケットつき。カバーの紙が気になる
13 : 外国製メモ帳/65×130mm…雑貨屋で購入。2種の薄いクラフト紙

そして今すご~く気になっているのが、倉敷意匠計画室のマップペーパーと階段ノート、Made in WILDのぞうさんペーパー、独GMUND社のスクールノート。これ以上ため込んでどうする??
【2010/09/25 】 机まわりのもの | comments(0) | page top↑
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