It's time to downsize
引越まで1週間。毎日少しずつ箱詰めをして、ゴミをまとめている。
押入からは、すっかり忘れていたものや、使っていないものがぞろぞろ出てくる。引越は、持ちものを確認して減量する格好の機会だ。

片づけをしながら、前回の引越(18年前)に較べて、ものに対する執着が弱くなっていることに気づいた。それは年齢に因るところが大きい。歳とともに生活を大きくしたいという思いは減少。今後は縮小、退化に向かう人生を受け入れて謳歌しよう、という気分になっている。

段ボールto


今まで所有していたものを残すか、ゴミ袋行きかを迷ったときは、この先5年間に使うか使わないかで判断する。「とりあえず取っておく」ことを極力しないようにした。

とはいえ思い出があるものを処分するのは難しい。たとえば20代から一緒に海外を旅したスーツケース。でも5年前に機内持ち込みサイズ、3年前にやや大きめのスーツケースを買って以来、出番がなくなってしまった。忍びないけれど、「ありがとう」と言って写真に収め、ゴミ袋へ。



「手放そう」と思えたものを処分すると、不思議とこころが軽くなる。ものを所有することが、人生の重荷を増やしているのかもしれない。何だか家の風の通りもよくなったような気も。

心地よいものとやりたい仕事と好きな人とだけかかわって、小さく深く静かに生きられたらいいなあ。
引越を目前に控え、こんな心持ちになっております。


庭もすっかり片づきました!
【2017/09/10 】 生活するもの | comments(0) | page top↑
2017年、夏の記録 Ⅱ
わたしたちは常に何かを選択をしながら生きている。
今朝はコーヒーにしようか、紅茶にしようか、とか。
出かけるときにどの服を着ようか、とか。
ランチに誘われたけど、行こうか断ろうか、とか。
この商品を今買うべきか、次回にすべきか、とか。
まあ、普段の生活においては些末な選択の連続で、どちらを選択してもたいして支障がないようなことばかり。
でも、ときに大きな決断を迫られることがある。

数日前、人生最大ともいえる決断をした(のんきに梅干しのことなどブログにアップしている場合じゃなかったのだ)。
それは、行き止まりかもしれないけど、別の道を行ってみようという、ある意味賭けのような決断だった。
そんなに大げさにいうようなことではないのかもしれない。現在の住まいから引っ越して、2つの家を行き来しながら暮らす、というだけの話。でも私たちにとっては、今後の人生を左右する大きな選択だった。

お金にゆとりがある人ならここまで悩むことはないと思う。若くもなく、経済的に余裕がないなかでの2拠点居住決行は、かなりの覚悟を要した。
自分一人のことなら、「当たって砕けろ」でとりあえず行動に移してみるのだけど、家族も巻き込み、お金もかかるとなるとこころは揺れる。現状維持か現状打破か、将来、後悔するのはどちらを選択した場合か、、、このあたりが決断の鍵になった。



賽は投げられた。。。
昨日は引越先の住居に持って行くものと、2拠点目となる制作の家に運ぶ家具類のサイズを測ってリストを作成、今日は庭の植物の片づけ。地植えの植物を掘り起こし、一部を鉢に移植した。生活拠点は2か所になるけど、暮らしのダウンサイジングも目的だから、この機会に持ちものの少量化を図りたいと思っている。

ベイリーフ18年前ここに引っ越したとき、鉢植えの小さな月桂樹を庭の片隅に植えた(賃貸物件の庭なので、鳥がタネを運んで勝手に生えたことになっているのだけど…)。
7メートルほどになった月桂樹の大木を見上げると、18年という月日の重みを感じる。当時小学1年生だった息子1は、先日25歳になった。私たち夫婦はそろそろ還暦の仲間入り。人生をリスタートするには、いいタイミングなんじゃないかなとも思う。

行き止まりにならないように、自ら道をつくらなくっちゃ。
【2017/08/23 】 生活するもの | comments(0) | page top↑
2017年、夏の記録 Ⅰ
それにしても、今年の夏はおかしい。
梅雨入り宣言後も雨がほとんど降らなかったので、水不足を心配していたが、あにはからず台風到来でその問題は杞憂に終わった。けれど、豪雨と曇天続きで、夏はどこかに行ってしまった。梅雨をすっ飛ばして、秋と夏が同時にやってきたようなぼんやりした天候に、ひともゼミも何だか元気を奪われている。農作物への影響も心配だ。

梅干しヨコ

日照不足は7月末から続いている。今年は4年ぶりに梅を漬けてみたのに、土用のあとも真夏の太陽は顔を出さず、干すタイミングを逃してしまった。
日中少しでも太陽が出る日を選んで、8月初旬、4日ほど干してはみたけど、真夏の強烈な日差しを浴びなかったせいか、シワのより具合がいまひとつ。

厳しい環境に耐えて育った作物はおいしさが増す。
ひとも、紆余曲折、困難を乗り越えた人のほうが、顔のシワも深くなるし、人としての奥行きも出る。

果たして、弱い太陽の下やさしく干されたキレイな梅たちのできばえはいかに?

梅干し瓶
※見た目は色鮮やで美しいんだけどね・・・
【2017/08/22 】 生活するもの | comments(0) | page top↑
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