シルバーウィーク前日/法案成立
アレからずいぶん日が経ったような気がするのはなせだろう。
アレとは、安保法制強行採決の瞬間。

先週の木曜日(18日)はTVに釘付けだった。
どうせ与党が数の論理で強行採決をするだろうことは、ほぼ確実だったけれど、どのように決まるのか、目が離せなかった。

それは唖然とするような暴挙だった。
速記者による記録には「議場騒然、聴取不能」とあるだけで、採決の議事録はなし。席に戻った鴻池委員長が、賛否の採決を求める発言をした形跡はない。
与党による仕組まれたストーリー。だまし討ち。一瞬のできごとに目を疑った。
中継中のNHKもあわてていたが、その後「採決」ではなく、「可決」のテロップをいち早く出した(参院本会議での可決は19日未明)。これにもちょっと目を疑った。

これが日本の民主主義?

そもそも憲法の解釈を変えて、この法案を強引に押し通したことが一番の問題だと思う。
憲法の解釈を変更することは、立憲主義の否定でもあるわけだし。

法案が廃止されなければ、日本は米軍に追随し、戦闘にも加担することになる。中国や北朝鮮の日本に対する敵対意識もさらに高まるだろう。日本人がテロの標的になる危険性も。
またこの法案成立の裏には経団連の圧力があるというウワサもある。軍事産業を増大し、武器輸出をできるようにするためだ。

ああ、イヤだイヤだ。

ちなみ日本の軍需企業トップ10は、1.三菱重工業、2.三菱電機、3.川崎重工業、4.NEC 5.IHI、6.富士通、7.コマツ、8.東芝、9.日立製作所、10.ダイキン工業だそう。
不買運動でも始める?
【2015/09/20 】 もの申すもの | comments(0) | page top↑
痛みに耐えた日。
ときどき奥歯が痛むことがあった。
歯医者にいかなければと思い、以前かかっていた歯科に何度か電話をしたけどつながらないので、そのままになっていた。
月曜日の夜、床についてから急に痛みが出てきた。痛みは翌日も続き、どんどん強くなる。水曜日に駅前の歯科へ行った。

親知らずの下が怪しいといわれた。すでに神経を取ってある親知らずには詰めものをして銀をかぶせてある。
それらを取り除いてから、膿を出すという治療が行われた。
痛みに耐えることがこんなにも辛いと感じたのは、出産のとき以来かも。
あろうことか、膿が溜まっていると、麻酔が効かないことがあるそうだ。

処置後、わたしの痛い痛いオーラを感じていた先生は、「お互い大変でした」と、疲れた表情で言った。
「あご部分のリンパも腫れているから、鎮痛剤と抗生剤も飲まないとだめでしょうね」とも。
治療前のカウンセリングで、なるべく薬を取りなくない、レントゲンも嫌、と伝えていたので、ちょっとイヤミにも聞こえた。でも、この痛みがずっと続くと思うと、鎮痛剤がないと不安である。

先生は「ずいぶん膿が出たのでこれで楽になると思います」と言ったけど、ちっとも楽にはならなかった。
全エネルギーを痛みとの戦いに吸い取られた感じで、家に帰ると横にならざるを得なかった。熱も出た。
横になっても痛みが強くて、眠ることはできない。処方された鎮痛消炎剤のボルタレンだけでも飲むしかないか…と覚悟を決めて薬を取り出すと、「6時間以上あいだをあけてください」と書かれていた。抗生剤のジスロマックは「3日間の服用で約7日間の作用が持続」とあった。どちらも強力に菌をやっつけるみたいだ。

もう少し我慢してみよう、と思い直した。
こういう人が、取り返しのつかない状況に陥るのだろうな…。そのくせ逼迫したら、焦ったり後悔したり…。自己治癒力を信じてゆるがないような強さがほしいと思った。

小田原のういろうとホメオパシーのレメディーを思いつくまま取ってみる。
痛みがピークのときに息子が帰ってきて、少しほっとした。肩と背中をマッサージしてもらう。
心の状態が痛みにも作用したのかもしれない。
驚いたことに、あれほど強かった痛みが徐々に引いてきた。

処方された薬は飲まずに丸2日が過ぎた。
まだ腫れ感はあるし、顎の骨の辺りを触ると痛い。けれど、フツウ通りの生活に戻っている。

毒となる物質の使いようを工夫して、薬として使うことを得た。
人間が薬を薬だと思って沢山使えば効くと考え、どしどし使いだしたことが今日の薬の病気をつくる。新たな病気の背後には薬があると見られるに至った理由である。
薬そのものが悪いのではない、使い方の問題である。己のもつ能力を自覚することなく、発揮することなく、自分以外の他の物によりかかって、自ら立つことを忘れた人の問題である。

歯科に行く前に図書館で借りた野口晴哉著『風声明語2』より




【2015/09/04 】 もの申すもの | comments(0) | page top↑
日本、だいじょうぶ?
ここ数日、自宅作業が続いているので、参院国会中継を流している(集中して見てはいないけど…)。
憲法の解釈を変え、どうにでも取れるような文言を入れた安保法案を強行に成立させようとしている自民党に対して、野党議員から厳しい質疑が続く。
アベさんの答弁は恐ろしくわかりにくい。
yes か no かの質問に、とんちんかんな方向から言い訳もどきが始まる。
「において」とか「わけで」とか「という」といった連語?を多用してごまかされる感じ。
おまけに変なところにポーズが入ったり、「で」とか「に」とか「ので」とかの接続助詞?に強調アクセントが入ったりするので、ますます何をいいたいのかわからなくなる。
聞いている者を煙に巻く話術指導でも受けているのだろうか。

それに較べて、山本太郎のストレートなもの言いはとてもわかりやすかった。
政治家になるために、芸能人になったのかもしれない、と思わせるほど。パフォーマンスもさすが。聞く者を引き込む力がある。わたしも思わず手を止めて、テレビの前に立っていた。

コンパクトでエコなオリンピックというコンセプトで勝ち取った東京オリンピックも、ボロが出っぱなし。もはやコンパクトでもエコでもない。

新国立競技場のデザインについては、早い時期から建築家の槇文彦氏が疑問視し、代案も提示していた。
なぜ周辺環境にそぐわないザハ・ハディド氏の奇抜なデザインが選ばれたのか、不思議でしょうがなかった。

うわべだけで物事を決めて、あとから内容を変更するやり方を「日本的」というのだろうか。
NHKニュースもすごく偏っているし、日本は大丈夫だろうか、って気持ちになりながら、友だちに頼まれたこけしのはんこを作りました。



【2015/07/30 】 もの申すもの | comments(0) | page top↑
| home | → older posts