異次元への旅

「人間」とのかかわりを拒絶している息子2を連れて、小淵沢の妹の家に行ってきた。
妹夫婦が八ヶ岳の麓に引っ越したのは昨年の夏。以来妹はマメにあちこち出歩き(正確には車で動き回り)、すっかり八ヶ岳通になっている。滞在中は、わたしの興味がありそうな場所をいろいろ案内してくれた。
妹にいわせると、八ヶ岳は「宇宙にもっとも近い場所」なのだそう。
じっさい、この辺りに住んでいる人のライフスタイルを垣間見るにつけ、面白い人が多いと思う。宇宙人ぽいっていうか、自身の生活信条を基軸に暮らしを営んでいる(ある種フツーを超えている)というか・・・。
そういう人たちに出会うと、地球人のわたしもよい刺激を受け、ポジティブなエネルギーが入り込んでくる。

今回も何人かの「宇宙人」と楽しいひとときを共有することができた。



「Deco Botanical」は、広大な庭を持つガーデンカフェショップ。2000坪の荒地を開墾したオーナー夫妻は、何百本もの樹木の伐採も抜根も処分も、素人の自分たちでやり遂げたというツワモノ。ヴィンテージ家具でセンス良くまとめられた店内は、切り取られワープした空間のよう。咲き乱れるコスモスの花も手作りのスィーツも、オーナー夫人もパワーに満ちていて、「八ヶ岳あたりは波動が高い」という妹の言葉がストンと胸に落ちた。

翌日のランチで訪れた「カナディアン・ファーム」は、ハセヤンこと長谷川豊さんと「イソーロー」たちが運営するレストラン。廃材を活用したセルフビルドのログハウスはワイルドで、現在も増設中。
サンタクロースのような風貌のハセヤンは、16歳の頃から家を建てることにかかわってきた。7000坪の土地に農場や畑やレストランや宿泊施設を自身の感性に基づきつくってきた人の話は豪快で、ときどき吸い込まれそうになる。つい最近のこと、船で建材を運び、カナダで家を建てた話も何の苦労もなかったように話すハセヤン。生き方のスケールがとてつもなく大きい。やはり「宇宙人」なのかもしれない。

今回の旅の最初の目的は、ストローベイルハウス藁舎で行われる映画上映+講演会だった。映画は、中世ドイツの修道女で神秘学や薬草学にも通じていたヒルデガルト・フォン・ビンゲンを取り上げたもの。上映後は、制作に携わった辻信一先生のお話し会。映画にはヒルデガルトの思想に影響を受けた人たちが登場するが、なかでもベルリン在住の「魔女」のコメントが印象的だった。
藁のブロックを壁に使ったストローベイルハウスの室内は、空気が澄んで心地よく、そこで迎えてくださった主催者の中久保さんもとても気持ちのいい方だった。温かなヴェールをふんわりとまとったような、やわらかな物腰。彼女は「宇宙人」でも「魔女」でもなく、例えるなら「天女」かな(ほどんどお話してないけど)。

とにかく、あちこちでポジティブな刺激を受けて生き返ったような5日間のショート・トリップでした。妹に感謝!

「やっぱり人間って生きている中で何度か死んで生き返ってということをしているのだな。そういうふうに解釈することで、自分の人生を言葉にしやすくなるところがある」åç
ーーとは、今回の旅のことはほとんど知らない息子1の今朝のツィート。彼にも「宇宙人」の要素がある・・・。


*肝心なところで肝心な写真を撮り忘れたので、テキストと画像は関連ありません・・今回の旅で撮った画像ですけど・・


My son2 and I visited my sister in Kobuchizawa, she and her husband have lived there since last summer.
Kobuchizawa area is called Yatsugatake where there is mountainside, surrounded by high mountains and great spreading scenes of nature.
Many people, especially having interest in the spiritual world settle or have second houses there.
Some people say,"Here is the nearest spot to the universe."
I don't know whether it is true or not, but it turns out that many residents there have flexible and independent minds.

I was inspired by the people I met in Yatsugatake and refreshed by the nature.
My sister took us to two self-built restaurants. Luckily we could talk to each owner and heard their hardship building up the restaurants and interesting stories of the process toward completion.
We visited the strawbale house to see the movie about Hildegard von Bingen who was a German nun in the 12C.; Mystics and Herbalist.
Nice movie and lecture, comfortable space and modest host !

5days there (a short trip to another dimension) was a really stimulating time apart from urban life.
I had a bit of different feeling beyond this dimension ^^.

【2017/10/22 】 旅で得たもの | comments(0) | page top↑
雪国へ。
b水墨画のような2池袋から高速バスに乗る。3時間半のバス旅だ。
いつもより早起きしたので、車中でひと眠りするつもりだったけど、車窓から雪景色が見え始めたあたりから、やや興奮気味になり眠っている場合ではなくなった。白と墨色のモノトーンの世界に見入っているうち、山の稜線もはっきりしないような白一色の雪国に突入。

降車地の小出インター一帯も一面の雪。インターとはいえ、2m×3mの小屋がぽつんと立っているだけで、降りたのはわたしたち家族3人のほか高校生くらいの女の子がひとり。迎えの車に乗って彼女が立ち去ったあと、わたしたちは雪が降りしきるなか、道路に埋め込まれた消雪パイプの散水システムに感動したり、雪道に文句を言ったりしながら、30分ほど歩いて道の駅に着いた。

道の駅で地元のお土産を物色しながら暖を取り、へぎそばを食べてひと休みしたのち、宿泊地の大湯温泉へ向かう。ここからはタクシーで。雪国のさらに奥へ。bホテルから
ずんずんと雪の中を進む。車道の両脇に積もった雪もどんどん高くなる。
宿泊予定の友家ホテルは、通りから少し下がった川沿いにある。雪ためタクシーでそこまで降りることができないと若い運転手さんは申し訳なさそうに言い、車道でわたしたちを降ろした後、傘もささずに宿の近くまで道案内してくれた。

b照明1b額と百合ホテルの部屋は2間続きで22畳の広さで、こたつも用意されていた。ゆったりしたくつろぎの空間と、窓から見える白銀の世界が、一気に非日常へ誘ってくれる。

共用スペースにはジャズやポップなBGMが流れ、スタイリッシュな椅子や照明が随所に配されていた。歴代館主(現オーナーは3代目とか)の趣味なのだろう。統一されているわけではないのに、古いホテルの空間に馴染んでいる。

お風呂は4箇所。浴槽は小さめだけど、それぞれ趣向を凝らしてあじわいがある。ぼんやり温泉に浸かる至福のひととき。

休憩室には、ビリヤードに卓球台、懐かしいインベーダーゲーム機もあった。館主の蔵書がずらりと並ぶ本棚もたのしい。
温泉でもろもろのコリをほぐした後、部屋でいただいた食事も美味しくて大満足。

今回の旅は、結婚30周年記念と、新潟に住む息子1を訪ねる目的を兼ねて、夫が計画したのだった。が、息子1はインフルエンザに罹り参加を断念。家族4人での温泉旅行は半端なかたちで終わってしまったけれど、宿も交通手段も(夫にしては)ナイスチョイス。無事に30周年が迎えられたことにも感謝!
bへぎそば
b小出駅ホーム


【2017/02/20 】 旅で得たもの | comments(0) | page top↑
Pinkoi マーケット in 香港
旅の目的は、Pinkoiが主催するマーケット(香港好物市集)に出店するためだった。*Pinkoiは台湾を拠点に、アジア最大級のオンラインショップを運営している
香港での開催は昨年に続き2回目。香港、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、日本などアジア各国から85ブランド、日本からは8ブースが出店した。

日本では大きなマーケットに出店したこともないし、いつもは1ブースを友人とシェアしている。
それがいきなり海外で、ひとりで1ブース、しかも2日間。準備段階では何を作り(種類)、どれくらい持って行くか(量)すごく悩んだ。足りなくなるのも、余って持ち帰る状況も避けたい。
もっとも迷ったのは、カレンダーを何冊持って行くか。。休日が日本仕様だし、20冊くらいかな~とも思ったけれど、もっと持ってくればよかったと後悔したくないから、重くなるのはガマンして、50冊をスーツケースに入れた。

マーケットの場所は、中心部から少し離れたところにある公園 。前日に下見した。巨大なショッピングセンターに隣接しているため、集客は見込めそう。


初日(10/8)は台風の影響で、会場に着くとわたしのブースのテントは飛ばされていた。風が強く、商品やポップを立てて展示することができず、紙モノにはひどく不利な天候。オープン直後は来場者も少なく、イヤ~な予感。

が、お昼を過ぎた頃からどんどん人が集まり、そのうち新しいテントが設営されて環境が整い、風も穏やかになり、マーケットは大盛況。6時終了まで、大勢のお客さんで賑わった。



もっとも嬉しかったことは、このマーケットのために作ったオリジナルのマスキングテープが予想外にヒットしたこと。実はこのマステ、日本で受け取ることが間に合わず、香港のホテルに100個直送してもらっていた。チェックイン後、ドキドキしながら完成品を確認。OPP袋に入れてシールを貼る作業は、ホテルでの夜なべ仕事となった。せいぜい50個も用意すれば大丈夫だろうと思っていたけど、50個は初日で完売。友人の助けを借り、連日夜なべ作業となった。

いっぽうカレンダーは、15冊。健闘したけど、35冊も残っていた。
2日目(10/9)はとにかくカレンダーを売ろうと決め、店のレイアウトを変更。ポップを吊し、カレンダが目立つようにディスプレイした。
風で飛ばされないようにポップをテープで留めたり、重石を置いたり、強風対策にも配慮。集合時間を間違えて1時間も早く着いてしまったことが幸いして、ゆっくり設営ができたのがよかった。
b_pinkoi展示2

はたしてこの日、カレンダーは28冊売れた。大健闘!
初日はテーブル脇に置いてほとんど売る気がなかったシルクスクリーンのTシャツやエコバックも、2日目はテントのポールに吊して目立つようにしたら売り切れた。
日本でも人気の、銭洗い弁天でお浄めした五円玉入りの大入猫の御守りは、初日に完売。「金運アップ」の威力は万国共通のよう。
布ブローチも好評だった。2日目もマステは人気で早々に完売。350枚用意したショップカードは、2日目の午前中でなくなってしまった。

初日の来場者数は、30,000人。2日目はお昼過ぎの時点で50,000人に達したと、Pinkoiスタッフも驚いていた。入場制限もあったらしい。祝日が入り3連休だったため、ショッピングセンター帰りに寄った人も多かったと思われるが、ハンドメイドマーケットは香港でも大人気。

強風は予想外だったけれど、雨に降られることもなく、帰りの荷物は軽くなり、お客さんとの会話も楽しかったし、とても有意義な2日間だった。
香港のお客さんはとても温かかった。スタッフの心配りも嬉しかった。手伝ってくれた友人にも感謝!


マスキングテープは、日本に帰ってから200個追加注文。一昨日届きました!
【2016/11/09 】 旅で得たもの | comments(0) | page top↑
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